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親子で新聞を読もう

難度の異なる二つの文章を読むことを「重ね読み」と言います。重ね読みをすると理解が深まり、もっと知りたいという好奇心がわきます。子どもが興味を持った子ども向け新聞の記事をスクラップし、その横に一般紙の記事も貼り付ければ、子どもは両方の記事を見て知識を深めることができます。子ども向け新聞の記事にはなかった新たな言葉に出合う効果も期待できます。

 海外の研究では、1日25分、年に200日の読書をする学童期の子どもは、1年間で1万5000~3万語の新たな言葉に出合います。そのうち15%は、文脈から判断して自然に意味を覚えているそうです。活字を読む習慣がある子どもは、だれにも教わらなくても年間2250~4500語を獲得できるのです。同じように、新聞を読めば1日10個ぐらいの「言葉のプレゼント」を受け取れるので、語彙(ごい)力や読解力を高めることができるでしょう。

 大切なことは、子どもに新聞を与えて「読んでおきなさい」と言うだけではなく、親も一緒に読む姿を見せることです。それぞれの新聞で同じできごとを報じた記事を読み、会話するきっかけ、関係性を深める道具として使ってください。「どうしてこうなったのかな」「お父さん(お母さん)に調べて教えて」と問いかけ、分からなかったことや疑問に感じたことは、辞典や地図、ネットなどで調べて、自分の考えとあわせて、貼った記事の横に書くように促しましょう。

親子スクラップで知識や語彙力アップ 樺山敏郎・大妻女子大准教授に聞く学習効果|入試に役立つ時事ニュース|朝日新聞EduA (asahi.com)

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