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科研費 研究課題「読解を経由する記述力向上プログラムの実証的研究」

記述力は、国語科の枠組みを越え、他教科等をはじめとする実生活に生きて働く、極めて重要な汎用的能力である。また、その向上を図ることは国内外の学力調査への対応をはじめ、学力に関わる試験がコンピュータを使った方式(CBT)へ移行している時勢においても重要な価値がある。タイピングによる解答はキーボード操作等のひと手間がかかり、鉛筆による記述と同様とはいえない側面をもつが、記述という形式として捉えることはできる。我が国のPISA調査におけるCBT対応の遅れが指摘される中、読解を経由する記述力の向上を目指す研究実践は喫緊の課題といえよう。

本研究(2022-2024)は、小学校段階における記述力向上プログラムの開発を図り、それを研究対象の小学校で試行し実証することにより、その成果を広く波及させていくことを企図している。我が国の読解を経由する記述力向上の地平をひらくことに貢献したい。

News Letters | 大妻女子大学人間生活文化研究所 (otsuma.ac.jp)

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